未来は自ら作り出すもの

ナマステ!マウントヒル ヨガ スタジオ山坂です。

 

ジャイプルのシティパレス近くのガルーダ寺院?にて。2017年の夏。

 

 

今週の朝の座学クラスでのこと。

 

最初は毒のようで結末は甘露のような幸福、自己認識の清澄さから生ずる幸福、

それは純質的な幸福と言われる。(18,37)

「バガバッド・ギーターの世界 ヒンドゥー教の救済」より

 

むむむ、

最初は毒のようで、結末は甘露(アムリタ、不死の水)のような幸福とは、

ヨガを始めて、はじめは身体がガチガチで痛いばっかりなのに

段々と、心地よさが増えてくる。

というのは、この文を感じる、ほんの小さな一歩のようなものだと思います。

 

 

さて本文に戻り

上記の一文の解説の一部に、

 

「真実の自己アートマンを全身全霊で知るとき、

澄みきった境地になり、

苦しみは完全になくなります。」

 

おおお!

苦しみが完全になくなる。ということがあるのか!

自己アートマンを全身全霊で知るにはどうしたらいいのか?

どういうことなのか?

 

ヨガなんだよね。

ヨガなんですよ。

全身全霊で、というのは身体で、感覚で受け取ることだから

身体の感覚がないと受け取れない。

身体の感覚を研ぎ澄ませていくこと。

緊張を無くして、リラックスして、

受け止める準備をしておくこと。

 

これは、頭でどうにかできるものではない。

 

と言っても、自己アートマンを知るということはモクシャ、解脱(制限からの自由)

ということで、先は長いのだけども。そっちの方向へ進んでいるのは間違いないので大丈夫。

という座学クラスでした。

 

もう一つ。

過去の色々に縛られていると、感情を出しきれていないと、「いま」が薄くなります。

私たちは「いま」を生きていて、その「いま」が未来を作ります。

みんな、そうやって生きています。

「いま」に集中できなければ、未来はなんでこうなるの?となるけど、

「いま」に集中すれば、未来は自分が作っているのだな、と実感できます。

「いま」の自分の言動が、思考が、間違いなく自分の未来を作っています。

 

 

「いま」に集中するために

過去の感情を溜めない、出し切ることが必要です。

 

身体を動かさず、頭部に、胸から上に、気が詰まっている人が多いです。

結構、過去を溜め込んでる状態。

 

その状態が続くと、

胸から下の感覚が無くなっていきます。

そうなってくると、「いま」を感じれなくなるんだよね。

 

過去の感情を出すどころか、

「いま」を感じない、ということは

未来はめちゃくちゃになります。

 

 

じゃあ、どうしたらいいの?

 

ヨガのポーズをしてください。

力づくの筋肉意識するような動きではなく、

呼吸で身体が動くように、ポーズをしてください。

 

少しでも動かして、身体を感じて、

今の状態から、少しでもスッキリして欲しい。

 

便秘や下痢などお腹の不調や、冷え、腸、子宮の不調は

気を下に下げることで解消するから、

これも、感じること!です。

 

 

今ある、身体の不調を改善することは、自分の身体を大切にすること。

 

身体を大切にする人は、自分の心も大切にします。

そして、他人も大切にします。まわりを幸せにできます!

 

社会が、未来が良くなるために、

まず、自分の身体のケアをしましょう!

 

未来は僕らの手の中〜♪

最近、歌のリンクつけてます。今日も昭和の歌だ!

 

うちのマーク。

上のサンスクリット語はグルジが教えてくれた文。

「ヨガなしにモクシャ(解脱)はない」と書かれている。

 

では、今日も良い1日を!

Hari Om Shanti

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