ヨガのはじめは、体の観察。それが深くなると、普段の心の観察も深くできるようになります。
体調に不安のない人も、肩こりや腰痛など不調がある人も、ヨガのデトックス、ポーズをしながら体の観察をします。
なので、ヨガはポーズができる、できない、体がかたい、柔らかい、ということではないんですね!
SBGインドヨガでは、体を動かすときに皮の伸びを感じるように動きます。筋肉ではなく、外側の皮膚です。
皮膚は体を覆う1枚の皮。
その伸び方をヨガのポーズで観察していくと、キャタピラーのような動きをしているのがわかります。内側はそれに引っ張られていく。
こうなると、体は軽くなります。
(体重が減るのではなく、体が軽く感じる。体重が減る方もいます。逆に重くなる人もいる。その人のちょうどいい風になります。)
体を軽く感じられると、立つこと、歩くことが楽にできます。毎日のちょっとしたこと、通勤や通学も気楽になります。
ダンスやスポーツをしている人にとっては負荷が減るので、さらなる進化が期待できます。
体を楽しめる、って素敵なことです。
そして、デトックスやポーズで体の観察が習慣になると、普段の心の観察もしやすくなります。
今週の座学の時に「気になることはやっておく」を話しました。
バスや電車で座席に座っていて、席を譲ったほうがいいかな、と思ったら、即譲る。
どうしようかな、と考えているうちに、その瞬間を逃し、その後、しておけばよかった!という思いがあなたの中に残るのなら、その時にしておくこと。
と、こんな話です。
アヒンサー(非暴力)とは、自分に対しても非暴力であること。
あの人に席を譲らなかった、悪かったな。
という、相手に対しての気持ちもありますが、
ああしておけばよかった!
という自分の思いも大切にしてください。
こういう思いを残しすぎて、溜めすぎて調子が悪くなる人が多いです。
しておけばよかった。が多くならないように。
即、しよう。
心の観察です。
SBGインドヨガ短期集中講座では、ポーズだけでなく、このようなヨガを普段の生活にどう活かしていくか、実践の仕方も説明もしています。ヨガの経験者だけでなく、始めたばかりの方、全くの初心者でも大丈夫です。
ヨガの内容を知って実践すると、進みが早いので、この機会にどうぞご参加ください。