ヨガのルール 2

「ヨガ中は口を開けず呼吸は全て鼻でする。ヨガ中の飲み物禁止。」

 

 

☆口を開けず、鼻で呼吸するについて

 

ヨガのポーズをしているとき、呼吸は全て鼻でします。

 

鼻は呼吸をするためのもの、口は呼吸をするためのものではありません。ヨガのポーズをしているとき、その前後も口を開けていると、疲れやすくなります。

 

鼻呼吸でヨガのポーズ(正しいもの)をしていると、プラーナ(気)を体内に作り出します。繰り返ししていると、誰でも疲れにくい身体になり、内から力がみなぎるのを感じられるようになります。

 

それが、せっかく出来たプラーナは、口を開けてしまえば、外にすうっと出ていってしまいます。

ということで、体は疲れやすくなります。

これは、もったいない!

 

ちなみに、手の指を開くのも同じこと。指の間からプラーナが抜け出ていきますよ~

指の間は閉じてポーズを行いましょう!

 

歯医者さんの生徒さんが、歯科の観点で上顎に舌がペタっとついている状態がいいよと、舌と体についての本をスタジオに寄贈してくださいました。

舌が上顎についているとき、強制的に鼻呼吸になります。笑。これはいい!

 

 

☆飲み物禁止について

 

昨日のヨガのルール その1 で書きました、胃の中に未消化のものがある場合、ヨガのポーズをすると悪いガスが発生し、体内を巡ります。

 

もう一つ、胃の中に未消化のものがある場合、体は消化することに力を注ぎます。

ヨガのポーズをするときは、極力、集中していたい。満腹のとき、眠くなりますね、これは誰でも分かります。それが、ほんの少しの場合、その体内の動きにはなかなか気がつきません。

そして、集中することも同じ。

何かに集中するとき、普段から意識するひとは分かるかもしれない。今は、どのくらいの集中かと。

ヨガは、集中する力をつけます。自分が思っている以上に集中できるようになります。

続けていけば、聖者のようにひとのこころやからだを見透かすくらいに。。

 

ヨガをきちんとすると、体も精神も自分が思っている以上になる。

 

最初はなかなか理解できない。だって知らないことだから。しかし、続ければ誰でも分かる。だから、淡々とするだけ。

 

これが、ルール通りにしなければならない理由です。

 

 

話が逸れました。

 

水でした。

 

鼻呼吸でポーズを行えば、口を開けないので水を飲みたいと思うことはありません。

 

 

 

※ホットヨガなど、湿度温度を上げている場合、水を飲まないと危険です。住んでいる土地の気候と違う環境でヨガのポーズを行うことは、そもそも本来のヨガとは違いますから、ホットヨガをしている方はこちらで書いているルールよりも、通われているお教室のルールに従ってください。

 

 

引き続き、ルール その3は明日です。

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