パドマーワトとチットガルフォート

その内容がヒンドゥー教徒とイスラム教とを刺激するということで、本国インドでの公開が延期になったりと問題になった「パドマーワト 女神の誕生」を昨夜観にいきました。福岡ではキャナルシティで本日まで。

舞台は13世紀のラジャスタン州とデリー。

ラジャスタンは私に馴染み多い場所、俳優さんたちの立ち振る舞いやお顔立ちはあの辺の人だなぁと親近感。そして衣装、装飾品が、見るもの全てが美しい!

パドマーワトの美しさは言葉にならないほどでございます!

ラージプート族の王ラタン シンの服の可愛いこと!パドマーワト、ラタン シンはたくさんのたくさんの素敵なゴージャスな服を見せてくれます。

可愛すぎて、こんな格好で戦えるの⁈もうちょっと足は出した方が!とドキドキしちゃいましたが、なるほど!こう動くのか!なるほど〜

インド映画ですから、恋に落ちるシーンも見応えあります!

ふたりの出会いや、見つめ合うところ、にや〜っとしちゃいます♡

映画ではラジャスタンのお城にイスラムのスルタンが攻めてくる。

最後は、男性たちはお城の砦の外で戦い、女性たちは砦の中で自害する。という話は、世界中の戦いの歴史のなかで決して珍しい話ではないだろうと思います。

上の写真のお城は、昨年インドの雑誌で見つけて、ここ行ってみたいなーっと思った場所。調べるとラジャスタンのウダイプルから車で2時間ほど行ったチットールガル城。

ここは、お城の跡以外なんにもない観光地。と聞くと、行かなくてもいいのかなーっとも思うのですが、お城の説明読んでたら、パドマーワトと同じ話なんですね。何度もスルタンに攻められ、最後はみんな死んでしまった。という。それをなんともドラマチックに書いてあって、いつか行こうと思いました。

で昨夜、映画パドマーワトを観ながら、これってここじゃね?と調べたら、ここチットーガルだったー!

そして、パドマーワト以来15世紀までに、こういう悲しい歴史が三度繰り返されたという。

現在、パキスタンとインドは緊張状態が続いています。いろいろ考えます。

 

「パドマーワト女神の誕生」本日まで!夜の一回だけ。インド映画は3時間ありますけど、あっという間に終わります〜ダンスもすごかったよ!

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