ヨガも同じです。先生がいて動かし方を習う。そして動かすと体が何かを感じる。伸びる場所があって、なかなか伸びにくい場所があって、でもゆっくり呼吸に合わせて動かしていくと徐々に動くようになってくる。
みんなの体はすでに完璧です。
どこかが痛いとか、左右差があるとか、ご自分の体で嫌だと思っているところがあるのでしょうが、それは全体でバランスをとっているからそうなっています。歩き方とか、座り方とか、寝方で、自分で作ってきたものです。
ヨガをしていると少しずつ左右差がなくなっていきます。嫌だと思っているところが徐々に小さくなってきます。そうなる過程で、自分で嫌だと思っていたところが可愛く思えたり、もしてきます。
ヨガで体を動かす時、人の目を気にしてする必要はないです。気にするところは服装や環境です。心地いい格好で心地いい場所で。
私はヨガで体を動かす時、体の動きを止めないもの、伸びる体を止めないものを着ます。締め付けるものは皮膚の感覚の邪魔をするし、伸びを止めてしまう。
それから、音や室温が自分の感覚を邪魔しないこと。暑過ぎる、寒過ぎるとできない。普段の室温がちょうどいいです。
今日は、きっと自分の体も黄金比。と言いたい。それを作るには自分の感覚が必要。その感覚を育てるのに、ヨガがあります。そのヨガのやり方を教えています。
外見も大切でしょうが、外の世界は常に移ろいやすい。自分の感覚、内側の感覚はより確かなものです。それをヨガで見つけていこう!
先日、板を削るワークショップ(音から語りを作ってみよう!)に参加しました。
板の側面を指でなぞって、スーッとすすむところは削らず
指が止まるところを削っていく。
板の側面、見た目は直線だから、止まらないよね。と思ってしまうんだけど
実際やってみると
指でなぞると、止まる。
しかも、止まる部分を削っていくと誰がやっても、同じ形になる。きっとこれは黄金比とかいうやつです。
それは、誰が見ても美しいんです。違和感全くなし。
そういうことが自分でできちゃうの、しかも自分の感覚でですよ。ワークショップではやり方を教えてもらいます。どこをどう削るかは「自分だけの感覚」。
絵を書いたり写真を撮ったり、人に見せるのありきでやっちゃうと、結局人の目線気にしたものになってしまう。
少し前に、絵を書いている時、ハッとしたのはそういうことで、違和感バリバリでやってるのが気持ち悪かった。何のためにやっているんだっけ?うーん。
ここが芸術家と呼ばれる人たちは違うのだろうな。
この、板を削るワークショップは京都で行われているオニョロジーの体験版。
行き着く先はバイオリン制作!だけど、バイオリンを作るためにやっているわけではないのよね!
オニョロジーで本格的に習うこともできます。